2015年08月17日 10:00
【モデルプレス】ダイエットに失敗したり、なかなか踏み切れない人は少なからずいるのではないでしょうか?
「どうしていつも三日坊主で終わってしまうんだろう」「どうして痩せたと思ったらすぐリバウンドしてしまうんだろう?」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。
その謎、実は脳の仕組みを少し理解することで解決することができるのだとか。
解決できたらダイエットは長く続けることができますし、リバウンドもしませんね。
今回は脳科学から学ぶ、ダイエットを成功させる方法をご紹介します。
■失敗の原因は「コンフォート・ゾーン」
「コンフォートゾーン」という概念を知っていますか?
コンフォートゾーンとは、人間が誰もが持っている、無意識に心地よいと感じる脳の中での空間のことです。
実はダイエットに失敗する人全員が無意識に「今太っている自分」が心地よいと感じているのです。
「そんなことない!」と思うかもしれませんが、実は意識では痩せたいと思っていても、無意識では違います。
この矛盾がダイエットの邪魔をしているポイントなのです。
脳は太っている状態の生活を維持しようとします。
そのため、どんなに痩せようと意識的に食事を減らしても、運動をしても、無意識に今の運動や食事制限をしていない生活に戻ろうとするため長続きできません。
これはダイエットが成功してもすぐにリバウンドをしてしまう現象も同じ理屈です。
■どうすればダイエットを成功させられる?
ダイエットを成功させるには、自分のコンフォートゾーンを変えていくしかありません。
つまり、脳が無意識に今の太った自分や、今の生活を心地いいと感じてしまっていて、それを維持しようとしているなら、脳に「痩せてて健康的な生活をしている状態が心地よく、この状態をキープしたい」と感じさせるように騙してしまえばいいのです。
そうすれば脳の恒常性維持機能により、あなたは無理することなく、食事の量を減らしたり、運動をしたり、健康的な生活が無意識にできるようになりますよ。
コンフォートゾーンを変えるために、イメージトレーニングをしていきましょう。
実は脳はあまり優秀な器官ではないのだとか。脳は、妄想や映画や小説で起きた事を実際に起こったことと勘違いしたりします。
つまり「痩せてて、健康的な生活を楽しく送っている自分」がうまくイメージできれば、脳はそれが実際に自分がそういう生活を送っていて、それが心地よいと勘違いしてくれるので、無意識にそういった痩せ体質を手に入れることができますよ。
■脳を騙そう
「痩せている自分」を想像すれば痩せ体質を手に入れることは分かりましたが、想像するだけではもちろん妄想で終わってしまいますよ。
脳を騙すわけですから、「自分が今痩せていて、健康的な生活を楽しく送っている姿」を、できるだけ具体的にイメージすることが成功のポイントです。
実際に紙に書き出してみてみたり、自分が憧れる人の写真を毎日見て、痩せた時の自分をイメージし続けるなどいろいろ工夫してできるだけ詳しく、具体的にイメージしてくださいね。
すると脳は「痩せてる自分のほうが今より心地いい」と考えるようになり、今の姿や、食生活に違和感を覚えるようになっていきますよ。
食生活に違和感を感じるようになると、今度は意識しなくても食事の量減らしたり、運動量を増やしたりしたくなってダイエットをしやすくなります。
いかがでしたか?
今回はダイエットを失敗してしまう原因をご紹介しました。
脳を騙して、自分が意識的に「スリムな自分」を心地よいと感じさせることにより、無理なく、誰でも簡単にダイエットが続けられることができますよ。
ぜひ参考にして、今度こそダイエットを成功させましょう。
(modelpress編集部)